
@hiranabe @papanda @daipresents
リーンとカンバンの本質と現場改善 〜平鍋さんと現場課題を考える〜を開催いたしました。ご参加いただきありがとうございます。第2部のディスカッション部分は別エントリーでまとめようと思ってます。来週公開予定ですので少々お待ちください。開催報告として各種資料やリンクをご紹介させていただきます。
当日の風景

平鍋さんイベント@mixi
当日の資料
リンク、ブログ
- [感想] いってきたよ⇒リーンとカンバンの本質と現場改善 〜平鍋さんと現場課題を考える〜 — スーパーアジャイルなフィードバックありがとうございます!
- [感想] リーンとカンバンの本質と現場改善~平鍋さんと現場課題を考えるの感想 #リーン開発の現場 — あきぴーさんのブログはとても詳細でいつも楽しみです。ありがとうございます!
- [まとめ] リーンとカンバンの本質と現場改善 〜平鍋さんと現場課題を考える〜 — 当日のつぶやきをまとめてみました
- [資料] 受託でもデキるアジャイル開発 — 平鍋さんがおすすめする資料その1
- [資料] 佐賀県庁でもできる!プロジェクトファシリテーション — 東さんの有名な資料ですね。読むだけでじわじわくるすばらしい現場です。
これ以外にもあればぜひ「#リーン開発の現場」をつけてつぶやいてください!!!
リーン開発の現場 × CodeIQ 実力テスト

リーン開発の現場 × CodeIQ 実力テスト
当日はCodeIQさんとのコラボで「実力テスト」を開催させていただき回答者数42名でした。ありがとうございます。プレゼントはイベント当日手渡しのみとなっております。ご了承ください。
また、公開問題はまだ回答を募集しています。あと20名ほどでプレゼント数が増加する企画となっておりますのでぜひどうぞ!
QA
QAでの質問と回答のログです。
Q. 現場での改善について教えて下さい。ふりかえりなどを行っていますが、決まった人が発言したり形骸化してしまいます。どういうふうに続けていけばいいでしょうか?
A. (平鍋)13年間毎週ふりかえりをしているので習慣になっています。実際の現場だと司会を持ち回りにしたりしてもいいかもしれません。最近だと『これだけ!KPT』という書籍もあります。問題を発生させるという手もあると思います。
Q. 若手は改善したい気持ちがあります。上層部も変えたいと思っている。ただ、中間層は孤独でなかなか行動できずにいます。どういうアプローチをすればいいでしょうか?
A. (平鍋)中間層は辛いですよね(笑)。私がやっていたことを紹介すると、「上司の目標を聞いてそれを手伝う」という手もあります。
Q. トップダウンでやっていると顧客が遠く感じます。どうやってリーンに持っていけばよいでしょうか?
A. (平鍋)難しいですね。TDDとかやってもなかなか顧客に届かないですし。巻きこむ人が多くなるので難しいのだと思います。
Q. リーンをSIに入れるのは劇薬のように感じます。WIP制限で人が余った時などSIだと管理が難しいと思うのですがどうなのでしょうか?
A. (平鍋)リーンの場合、顧客に対してバーティカルに対応します。よって、人が余った場合は、その顧客ごとの枠組みのなかで困っているところを手伝います。
Q. 顧客の価値の判断基準とかはありますか?
A. (平鍋)まず顧客の定義が必要です。プロダクトを利用するユーザであったり、お金をはらう人であったりいろいろな顧客があると思います。それらに対して何を最適化するかを考えます。全体をどこにするかもポイントでしょう。SIの場合、契約に対して支払われます。これだとエンドツーエンドの価値がわかりにくくなってしまいますね。顧客がうれしいことは何かをまず考えてみるのがよいと思いますが、顧客視点は本当に難しいのです。
Q. 「1個流し」などをしているばあい、緊急のタスクなどはどうすればよいのでしょうか?
A. (平鍋)たしかこういう話は藤原さんが・・・#ムチャぶり
(藤原) 自分の場合は、横槍作業を全部付箋に書いて、通常の作業の下にはりつけてその割合を見えるようにしました。その結果、スケジュール通りの開発が難しいことがわかり、「こんな状態ですが通常の作業と横槍作業のどちらを優先させますか?」と質問したことがあります。
Q. 1個流しが難しく感じます。現在だとマンパワーのマネジメントなので手が空くと困ってしまいます。
A. 1個流しのコンセプトは、その1個を連続して絶え間なく速く流していくことです。そこで詰まったりする部分をムダとして取り除いていきます。WIP制限はそのためのもので、最適化を行っていきます。最大限小さいWIP制限が望ましいですが、徐々に少なく設定して調整します。
アンケート集計結果

アンケート結果
- お申込み 65 / 65人
- キャンセル 12人
- チェックイン 56 / 65人
いただいたお言葉を抜粋です。
- リーンがトヨタ発生というのを知らなかったですが、とてもわかりやすかったです。
- また参加したいです。
- 顧客満足の話がとても響きました。
- 自分たちの問題を改善していこうと思いました。
- WIPの話がわかりやすかったです。その他の話も面白く、さすが話も上手でもっと聞きたかったです。
- 参考になりました。ありがとうございました。
- はじめて聞いて興味がわきました。本買います。
- 現場の悩みを相談できてよかった。
- 具体的な例も踏まえつつお話してくださってよかったです。
- 勇気を出して質問できたり、平鍋さんだけでなく他の参加者からもお話が聞けてよかったです。
- 引き続きこういったイベントを開催されることを願います。
- 普段あまり触れられない「生きた」理論に触れられた。
- また現場の悩みを持ち込んでディスカッションしたい。
- とても参考になりました。
- 他の参加者の意見が聞けてよかった。
- とても勉強になった。
- 本を読んでみようと思いました。
- おもしろかったです!
- リーンの概要や流れを知ることができて勉強になった。
- I ♥ 現場!!
- わかりやすくて刺激になりました!
- 様々な現場の方の生の声が聞けて楽しかったです。
- 有意義なイベントでした。ありがとうございます。
- 『リーン開発の現場』は会社で流行しています。すぐ手にとれる場所においてコード書いてます。
- いろんな現場のカンバンが見れたのは面白かったです。
- 現場が顧客の視点で改善していく、というリーンの定義にしびれました。
- もらった図書券で『リーン開発の現場』買います。
- 大きな流れの中でリーンの位置づけを確認しつつ具体的事例を多く見せていただいてよかった。
- 現場の悩みと改善意識を共有できた。
- WIPの考え方をここまで深く考えたことがなかった。非常に大事で奥が深いものだと感じました。
- ひと月に1回ぐらいの頻度でやってほしいです。
- いろいろな文化(リーン、スクラム、カンバン)の流れを整理できた。
- いろいろな現場の苦労を質問に出していて刺激になりました。
- リアルな質問を聞けてよかった。
- 平鍋さんから直接、リーンとアジャイルについて重要なポイントを話してもらって理解が進みました!!
- 具体的なお話を聞けてよかった。
- 市谷さん、藤原さんのお話も聞きたいです。
- リーンとカンバンの整理が出来た気がします。Pullコンセプトというキーワードを持って帰れます。
- 平鍋さんに質問するコーナーは良かったです。
- 平鍋さんのお話はもっともっと聞きたかったです。
- すごく良かったです。「現場は現れる」にはっとしました。
- 発売日翌日に買ったのに読了できていません。今日から本気で読みます!
- 参加者の声と平鍋さんの考えが聞けてよかった。
- 図書券ありがとうございました。
- 大規模プロジェクトでの事例は大変貴重でした。
- 世界のカンバンが最高に面白かったです。
- 現場に現れる!!
- 平鍋さんにリトルの法則を説明してもらえました。ありがとうございます。
今後のイベントにつなげたいお言葉です。忌憚のないご意見ありがとうございます。
- 時間が短いと感じました。
- 質疑の時間がもっとあって欲しかった。でも一部が短くのは困る。。。もっとお話が聞きたかった。
- 質問タイムをもう少し多めだと嬉しい
- 同席した方ともう少し話す場が欲しい。
- もう少しテーブル内のディスカッション時間が欲しかった。
- イベントの2部の内容がわかりにくかったです。
- もう少し参加者や講師とディスカッションできるとよかった。
- 質問がうまく聞こえないときがあったので、質問をスライドにうつしてもらえると一緒に考えやすい
- 質問がまとまらなかった。
- 現場本だけだと実際イメージできてないことも、具体的な事例の紹介とかがあって理解が深まった。
- もう少し長い時間ディスカッションしたかった。
- もう少しディスカッションの時間があってもよかったかも。
- 現場を体験できるワークショップなどがあるといいなと思います。
- 各席でディスカッションすることを事前にお話していただければよかったです。
- 今後は映像をとっていただき、動画配信していただけると非常に嬉しいです。
謝辞
休憩時間の実力テストでプレゼントを用意してくださったCodeIQさんに感謝いたします。CodeIQさんは問題作成者も募集されているそうなので、ご興味がある方はぜひどうぞ。
そして、会場提供してくださったmixiさんに感謝いたします。私ははじめてだったのですが、とてもステキなスペースをお借りできてとてもうれしかったです。
最後に、登壇してくださった平鍋さん、参加してくださった皆さん、運営を手伝ってくれた後輩たちに感謝いたします。
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